審査なしで借りられる学生ローンはある?18歳や19歳でも融資可能?

審査なしで借りられる学生ローンはある?18歳や19歳でも融資可能?

「今月の生活費ピンチなんだけどどうしよう」
「今度の飲み会のお金ないじゃん!どこかで借りられないかな」

このような悩みを抱えている学生の方のなかには、学生ローンの存在を知り、利用したいと考えている方もいるのではないでしょうか。

ただ、アルバイトしておらず収入がないなどの事情により、学生ローンの審査を敬遠するケースもよくあります。

そのため「審査なしで借りられる学生ローンがあればいいのに」と思う方もいるでしょう。

では、学生ローンは審査なしでも借りられる可能性はあるのでしょうか?

本記事ではこちらついて解説し、加えてありがちな「18歳(19歳)でも学生ローンは借りられる?」という疑問にも回答します。

また、学生ローン以外の借入方法も紹介しているため、お金で困っている学生の方はぜひ参考にしてみてください。

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目次

 審査なしで借りられる学生ローンはない

結論からいうと、審査なしで借りられる学生ローンはありません。

なぜなら、審査しなければ返済リスクの高い学生にまで融資してしまう恐れがあるためです。

実際に返済が予定どおりされなくなることにより、学生ローン業者は事業継続が難しくなるリスクがあるため、審査を通じて学生の返済能力を判断しています。

そもそも無審査で借入できる融資サービスは存在しない

学生ローンに限らず、無審査でお金を借りられる融資サービスはありません。

銀行にせよ消費者金融にせよ、貸付の際には必ず審査します。

銀行や消費者金融が審査を実施する理由は、学生ローン業者同様に事業継続にかかわるリスクを防ぐためです。

また、銀行や消費者金融には、貸付の際に利用者の信用情報について調査することが義務付けられています。

したがって、無審査で借入できる融資サービスは存在しません。

しかし、学生の方でも無審査でお金を借りられる方法はあります。具体的な方法は、記事後半で解説します。

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審査なしでも融資可能なローンは100%闇金(ヤミ金)

世の中には「審査なしでお金を貸します」と謳う業者がいますが、これは確実に違法業者である闇金(ヤミ金)です。

先述のとおり、銀行や消費者金融には審査義務が課せられています。

よって、ルールを守っていない業者は100%闇金だと断定できます。

闇金は非常に危険であるため、絶対に利用してはいけません。

例えば、法外な高利息の請求や、過剰な取り立てなどのトラブルに巻き込まれる恐れがあります。

そして学生の方は、闇金に狙われやすい傾向があります。

なぜなら、闇金は学生を社会人よりも騙しやすいと見なしているためです。

具体例として「学生証の提示だけで融資」という甘い宣伝文句などを使って学生を騙そうとしてきます。

したがって、闇金に騙されないように、見分け方を知っておいたほうが安全です。

闇金を見抜く方法として、金融庁サイトで業者名や住所、電話番号を入力し、正規登録してあるか確認するという選択肢があります。

いずれにせよ、怪しい業者は警戒するようにしましょう。

 20歳未満でも18歳や19歳なら学生ローンを借りられるが注意点もある

審査は必要であるものの、現在は18歳・19歳の方でも学生ローンを利用できます。

なぜなら、2022年4月に施行された成人法改正により、成人の年齢が20歳から18歳に変わったためです。

ただし、学生ローンを利用できるのは高校を卒業している学生の方のみです。

つまり、18歳でも高校3年生の場合は、学生ローンを利用できません。

ちなみに18歳未満の方は、どのようなローンであっても利用不可です。

ほかにも、18歳・19歳の方が学生ローンを利用する際は、以下の点に注意する必要があります。

● 自分で責任を持って利用と返済を行う必要がある
● 借入額50万円未満でも収入証明書の提出が求められる

以下の見出しでは、上記の注意点について解説します。

自分で責任を持って利用と返済を行う必要がある

日本の法律では、未成年者が親の同意なしに行った契約を取消する権利である「未成年者取消権」が定められています。

以前は20歳未満、すなわち18歳・19歳の方もこの権利の対象でした。

しかし、2022年4月1日の法改正により、成人年齢が18歳となりました。

これに伴い、18歳以上の方でも親権者の同意なしに契約が可能となりました。

言い換えれば、学生ローンなどの契約を結ぶ際も、自分で責任を追う必要があります。

したがって、年齢を理由とした契約の取消や債務不履行は認められません。

学生ローンを利用する際は、大人としての自覚を持つことが大切です。

借入額50万円未満でも収入証明書の提出が求められる

借金の際、通常は借入額が50万円を下回る場合、収入証明書の提出は求められません。

しかし18歳・19歳の方に関しては、借入額が50万円未満でも収入証明書を提出する必要があります。

その理由は、18歳・19歳の若い方が過度に借金しないように、日本貸金業協会が消費者金融に対してガイドラインを設定しているためです。

したがって、18歳・19歳の方が学生ローンを利用する際は、事前に役所で収入証明書を発行しておきましょう。

 学生ローンの審査に通りやすくするための3つのポイント

学生ローンを利用するためには、審査に通らなければなりません。

しかし、以下3つのポイントを押さえることで、審査通過率をアップできます。

● 申込時の個人情報入力はミスのないよう慎重に行う
● 借入希望額を必要最低限に設定して申し込む
● お金の利用目的を聞かれてもはっきり答えられるように準備する

1.申込時の個人情報入力はミスのないよう慎重に行う

学生ローンに申し込む際は、個人情報入力でミスしないように気をつけましょう。

誤った情報を入力すると、悪意がなくても「虚偽の申告」と見なされる可能性があり、それが原因で審査に落ちてしまう恐れがあるためです。

また、借金を急いでいる場合は、個人情報入力の際により気をつける必要があります。

なぜなら個人情報入力でミスすると、確認のやり取りの手間が発生し、審査に余計な時間が掛かってしまうためです。

個人情報を一通り入力し終えたら、誤りがないか入念に確認したうえで送信しましょう。

2.借入希望額を必要最低限に設定して申し込む

学生ローンの審査通過率を上げたいのであれば、借入希望額はなるべく必要最低限に設定するのがおすすめです。

学生ローンに限らず、多くのローンでは借入希望額は小さいほうが返済リスクが低いと見なされ、審査に通りやすくなるためです。

特にアルバイトしていないなど、審査で不利とみなされやすい状況にある方は、借入希望額が大きいと通過は難しいでしょう。

仮に、あとから追加でお金が必要になった場合でも、増額審査を受けられる可能性があります。

特に返済を滞りなく続けて、業者からの信用を得ることで、増額の希望は通りやすくなります。

この点からも、借入希望額は必要最低限に設定したほうがよいでしょう。

3.お金の利用目的を聞かれてもはっきり答えられるように準備する

学生ローンの審査では、資金の利用目的も審査に影響します。

例えば、学費や生活費など必要度の高い理由であれば、審査は通りやすくなります。

一方で、飲み会代やギャンブル代の調達が目的の場合、審査通過は厳しいでしょう。

そして重要なのが、審査時に利用目的を明確に答えることです。

ここで「この学生さんはしっかりしている」と業者に印象づけられれば、審査で有利になります。

学生ローンの用途は自由であるものの、申込までにはっきりさせておきましょう。

 どうしても審査なしでお金を借りたい学生のための選択肢

アルバイトしていないなど、何らかの事情で学生ローンの審査に通る自信がない方は、審査なしでお金を借りられる手段を選ぶ必要があります。

方法は「質屋」と「親族や友人からの借入」ですが、どちらもリスクがあるため、利用は慎重に検討しましょう。

質屋:ブランド品などがあればお金を借りられる

質屋は、ブランド品や貴金属などを担保にお金を借りられるサービスです。

学生の方であっても、価値のある担保物品さえ提供できれば、審査なしですぐにお金を借りられます。

どうしても審査を受けたくない場合は、検討してもよいでしょう。

しかし、返済期限までにお金を返せなければ、担保として預けた品物は売られてしまいます。

また、金利は学生ローンよりも遥かに高額であるため、返済不能に陥るリスクも高いです。

審査がないのは魅力的ですが、これらのデメリットもあるため、決して安易な気持ちで利用してはいけません。

親族や友人から借りる:人間関係のトラブルに注意

お金を貸してくれそうな親族や友人がいる場合は、一時的に頼ることも選択肢です。

審査がないうえ、返済期間や金利などの借入条件も柔軟に対応してもらいやすいというメリットがあります。

一方で、返済遅延による信頼関係の崩壊や、契約を口頭で交わしたことによるトラブルなども起こり得ます。

したがって、返済期限の厳守や書面での契約は必須です。

親しい間柄であるとはいえ、その関係に甘んじないよう気をつけましょう。

親族や友人からの借入については、下記の記事で詳しく解説しているため、気になる方はあわせてご覧ください。
関連記事:家族にお金を借りる際の4つの注意点!借りる前に知っておくべきことも解説
関連記事:友人からお金を借りる際の5つのポイント!注意点やよくあるQ&Aも解説

 学生ローンに関するよくある質問と回答

最後に、学生ローンに関するよくある質問に回答します。

Q.無利子の学生ローンはある?

A.無利子の学生ローンはありません。

無利子の貸付を用意しているのは奨学金です。

第一種奨学金は卒業まで無利子で、第二種奨学金は学生期間のみ無利子、卒業後は最大3.0%の利息が発生します。

Q.学生ローンが「やばい」「やめたほうがいい」と言われるのはなぜ?

A.学生ローンが「やばい」「やめたほうがいい」と言われる理由は、おもに以下の2つです。

● 金利が高く返済不能リスクがあるため
● 学生のうちから借金癖がつく恐れがあるため

上記に気をつけられる場合は、学生ローンを利用してもよいでしょう。

Q.学生ローンと奨学金の違いは?

A.学生ローンと奨学金の違いは、おもに以下の表のとおりです。

■学生ローンと奨学金の違い

項目学生ローン奨学金
性質借入助成金または無利子の貸付
返済の必要性あり返済不要のもの(給付型)もある
申請資格年齢や収入など学業成績、経済的状況、活動実績など
金利かかる無利子の場合もある
用途基本的に自由教育費、生活費など
返済開始時期契約内容による卒業後

 まとめ

審査なしで利用できる学生ローンはありません。

ただし、ポイントを押さえることで学生ローンの通過率は上げられます。

また、審査なしでお金を借りられる方法もあります。

しかしリスクが伴うため、利用は慎重に検討しましょう。

「いつも」のフリーローンの特徴
  •  お申し込みはインターネットから24時間365日いつでも可能
  •  即日融資&スピード対応(最短30分で融資可能な場合も)
  •  PayPay銀行口座お持ちの方は返済時の振り込み手数料無料、いつも×PayPay銀行のキャンペーンページから口座開設していただくとキャッシュバック1,000円(※2024年9月1日~11月30日)
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 まとめ

「すぐに稼げる」と謳われる副業には怪しいものが多い一方で、なかには本記事で紹介したように、安全に稼げる方法もあります。

今すぐお金が必要な方は、ぜひ検討してみてください。

ただし、早く稼がなければいけないというプレッシャーにより、怪しい案件に飛びついてしまわないよう気をつけましょう。

この記事を書いた人

名前:鈴木 翔馬(すずき・しょうま)
所有資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士/宅地建物取引士

おもなキャリア:学習塾勤務時代のブログ運営経験で得たスキルを活かし、フリーランスWebライターに転身。 現在は金融・不動産ジャンルの記事をメインに執筆や監修を担当。SNSでは専業Webライターになるためのノウハウを発信中。趣味はアニメ鑑賞やカラオケ、読書など。

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