「大きな出費が重なり生活費が払えない」
「まとまったお金が必要だけど自分では用意できない」など、お金の悩みを抱えていませんか?
ほかにあてがなく家族からお金を借りたいと思っているものの、なかなか相談できずにいる方もいることでしょう。
お金に困っている場合、家族に借りることも一つの手段ですが、デメリットや注意点があります。
事前に知ったうえで家族に相談することが大切です。
この記事では、家族にお金を借りる前に知っておくべきことや、家族にお金を借りる際のポイントについて解説します。
家族にお金を借りる前に知っておくべきこと
家族にお金を借りたいことをなかなか言えずに、もどかしいと感じている方もいるかもしれません。
しかし、焦りは禁物です。
お金の貸し借りは思わぬところで大きなトラブルに発展するおそれがあるので、慎重に行ないましょう。
家族にお金を借りるのは必ずしも悪いことではない
家族からお金を借りることに罪悪感があり、なかなか相談できずにいる方も多いでしょう。
しかし、どうしてもお金が必要な場合に家族を頼るのは悪いことではありません。
家族との関係性や家庭の経済状況にもよりますが、お金に困っていることを相談すれば手助けしてくれる可能性があります。
また、経済状況を改善するための解決策を一緒に考えてくれたり、提案をしてもらえたりするかもしれません。
お金の悩みや不安は一人で抱え込まず、まずは一番身近な存在である家族に相談してみるのも一つの手段です。
家族にお金を借りるメリット
お金の借り入れ先としては家族以外にも、銀行や消費者金融、行政・自治体などが挙げられます。
ただし、これらは信用情報の審査や所定の手続きが発生するものです。
また、家族にお金を借りれば、先に挙げた借り入れ方法で発生する利息もかからないケースが多いです。
家族なら返済期間も相談しやすいでしょう。
家族にお金を借りるデメリット
家族にお金を借りるのは、デメリットも存在します。
例えば息子が困っているからと、両親が自分たちの生活費や娯楽費などを削ってお金を貸すことを決断してくれるかもしれません。
また、家族に経済状況やお金の使い方について過度な心配をかけてしまうことにもなるでしょう。
もし返済を滞った場合には、家族との信頼関係が崩れたり大きなトラブルに発展したりする可能性があります。
家族にお金を借りる際の4つの注意点
家族にお金を借りる前に知っておくべきこととして、ここでは家族にお金を借りる際の4つの注意点を解説します。
対面でお金を借りたいと伝える
家族にお金を借りる際は、対面でお金を借りたい旨を伝えましょう。
メッセージや電話で伝えるという方法もありますが、顔が見えないので真剣度合いが伝わりにくいといえます。
冗談やふざけて言っているのだと、勘違いされてしまうかもしれません。
対面であれば、表情や声から本当にお金に困っていると家族に察してもらいやすくなり、家族が真剣に相談にのってくれやすいでしょう。
まずは家族に相談して、後日対面で話す場を設けましょう。
初めの相談時はメッセージや電話でも問題ありません。
気心が知れている家族であっても、お金を借りる側として誠意を持って対面で相談することが大切です。
お金を借りる理由を明確に伝える
家族にお金を借りる際は、言い方・伝え方に注意が必要です。
「〇〇円貸してほしい」とだけ伝えても、お金を貸す側である家族は納得できません。
貸したお金の使い道がわからなければ、お金を貸すだけの正当な理由があるか判断がつかないからです。
家族に納得してもらうためには、お金が必要になった経緯や事情を具体的に説明したうえで、お金を借りる理由や借りるお金の使い道を明確に伝えることが大切です。
例えば、以下のような言い方・伝え方があります。
「失業して生活費に困っているので、次の職が見つかるまで〇〇円貸してほしい」
「友人の結婚式のご祝儀に3万円包みたいけど、最近大きな出費が重なって支払いが難しいので〇〇円貸してほしい」
「大きな怪我をしてしまい治療費が必要になったが、金銭的に余裕がないので〇〇円貸してほしい」
お金を借りる理由を正直かつ明確に説明したあとに、いくら借りたいのか金額を伝えましょう。
なお、この際に嘘の理由を伝えて、家族に借りたお金をギャンブルや娯楽に使うのは絶対にやめましょう。
返済計画を伝える
お金を借りる理由と同じくらい大切なのは、家族に返済計画を伝えることです。
金融機関などから借り入れる場合は、返済額や返済方法などが事前に設定されていますが、家族にお金を借りる場合は返済ルールが曖昧になりがちです。
しかし、返済の見通しがないと家族は「ちゃんと返済してくるのかな」「いつ手元にお金が戻ってくるのかな」と不安に感じてしまいます。
お金を借りることは家族に経済的な負担や心配をかけてしまう可能性があり、借りる額が大きいほど家族の負担も大きくなるものです。
事前に返済計画をしっかり伝えておくことで、安心してお金を貸してもらえるでしょう。
返済計画を伝える際は後述する借用書を用意して、書面にやり取りの記録を残すことも一つの手段です。
借用書を用意する
家族にお金を借りる際は、借用書を用意しておきましょう。
借用書とはお金を借りている証拠を残すための書類のことで、お金の貸し借りのやり取りが記録できます。
気心が知れている家族だと、口頭のやり取りだけでお金の貸し借りを完結してしまいがちですが、のちのち「言った・言わない」と揉める原因になりやすいので借用書を用意したほうが確実です。
特に借りる金額が大きいほど、借用書の重要性が高まります。
家族と借用書や契約書を交わしていない場合、お金を借りているのではなく「贈与」だと見なされ、贈与税がかかる場合があるからです。
贈与税がかかるケースについては、後述します。
書面にお金の貸し借りの記録を残すことでトラブル防止になるだけではなく、お金を貸した側・借りた側の両者が不利益を被らないためにも役立ちます。
借用書はインターネット上にテンプレートが公開されているので、活用すればWordなどで簡単に作成できます。
インターネット通販などでも売られているので、すでにあるフォーマットを購入のうえ、手書きで記入することもできます。
家族にお金を借りると贈与税がかかる場合がある
親や兄弟など家族にお金を借りる場合、贈与税がかかる場合があります。
贈与税とは、個人から贈与により財産を取得したときにかかる税金です。
通常、1年間に贈与された財産の合計額が110万円を超えると贈与税が発生します。
家族間での通常の貸し借りなら贈与に該当しませんが、以下のようなケースについては「貸借」ではなく「贈与」と見なされる場合があります。
- 無利子でのお金の貸し借り
- 返済が難しいほどの高額な借り入れ
- 返済期限が決まっていない(出世払いやある時払いの催促なしなど)
- 借用書や契約書を交わしていない
贈与税対策をしたいのなら、家族からお金を借りるときに上記の点に注意しつつ、借用書も作成しておきましょう。
家族にお金を借りるのが難しい場合は「いつも」にご相談を!
家族にお金を借りる相談をしたものの断られた場合や、やはりお金に困っていることを家族に知られたくない、といったケースもあるでしょう。
家族にお金を借りるのが難しい場合は、「いつも」のフリーローンがおすすめです。
ここでは、「いつも」のフリーローンの3つの特徴を紹介します。
インターネットから24時間365日いつでも申し込み可能
忙しい方でも自分の都合が良い時間帯やタイミングに申し込みができます。
手続きのために窓口まで出向く必要がないうえに、自宅にはカードや郵便物が一切届きません。
借り入れを家族や周りの人に知られる心配がなく、プライバシーをしっかり守れます。
Web申し込みなら即日の融資可能
Web申し込みなら、最短45分で融資可能です。
必要書類がそろっていれば、平日18時までの申し込みで即日借り入れできる場合もあります。
「いつも」のフリーローンは、今すぐお金が必要なときに頼りになる存在です。
利用限度額は1万円~500万円までと幅広く、お金が少し足りないときやまとまったお金が必要なときなど、自分が必要な分だけ借り入れて使い道問わず利用できます。
初めての利用は最大60日間利息0円
「いつも」を初めて利用する方が60万円以上の契約をした場合、審査の結果によっては最大60日間利息無料で借り入れできます。
無利息期間中に返済すれば利息がかからないので、お得な借り入れ方法だといえます。
利息が気になる方や初めて消費者金融を利用する方でも、気軽に申し込めて借り入れできるのがメリットです。
まとめ
経済的に困っているときは、家族にお金を借りることも一つの手段です。
ただし、家族に経済的な負担や心配をかけてしまうこともあるほか、返済を滞った場合に家族との信頼関係が崩れたり、大きなトラブルに発展したりする可能性もあります。
家族にお金を借りる際は、対面で借りたい理由を告げ、借用書も作っておくとよいでしょう。
旨を相談することが大切です。
「いつも」のフリーローンは、Web上で24時間365日いつでも申し込みが可能です。
即日融資のスピード対応ができ、Web申し込みなら最短45分で融資可能な場合もあります。
家族にお金を借りるのが難しい方は、ぜひお気軽に「いつも」へご相談ください。
名前:金子 賢司(かねこ・けんじ)
所有資格:CFP住宅ローンアドバイザー/生命保険協会認定FP/損保プランナー
おもなキャリア:東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務めるなか、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強をはじめる。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はジャザサイズ。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。