【カードローン】仮審査に通ったあとも要注意!本審査に落ちた場合の対処方法とは?

カードローンの申し込みを考えている人のイメージ写真

カードローンを利用するためには、融資を受ける金融機関による審査に通過する必要があります。

審査は2段階に分かれており、仮審査後に本審査へ移行する仕組みがほとんどです。

「仮審査には通ったのに、本審査で落ちてしまった」「審査落ちして支払いができない」など、本審査で落とされて困っている方も多いのではないでしょうか。

審査に落ちてしまう要因には、申込書の記載ミスや信用情報に問題がある場合など、さまざまなものが考えられます。

カードローンの審査に落ちてしまった場合でも、焦らずに対応できるよう対処方法を知っておくとよいでしょう。

本記事では、カードローンの審査の仕組み・審査に落ちる要因を解説したうえで、本審査に落ちてしまったときの対処方法を紹介します。

いつものフリーローン

目次

仮審査に通っても本審査で落とされるケースがある

カードローンの仮審査に通った場合でも、本審査に落ちるケースは少なくありません。

その理由は、仮審査と本審査の審査方法の違いにあります。

仮審査は、システムによる一括審査を行なう仕組みです。

あらかじめ決まっている基準があり、比較的通過しやすい傾向があります。

一方で本審査は、人の手で審査を行ないます。

貸したお金をきちんと返済できる人物なのかを細かくチェックされるため、仮審査で通過した場合でも、本審査で落とされることがあるのです。

また、申込書に記入する情報を少しでも誤ってしまうと、審査に落ちる可能性が高くなります。

例えば「転居したばかりで本人確認書類と住所が違う」など、うっかりしたミスに注意しましょう。

本審査を通過しやすくするには、審査が完了するまで転居や転職を避けるなど、生活環境を変えないことが重要です。

申請書と異なった情報があると「虚偽申請」と判断されることもあり得ます。

また、複数のローンを同じ時期に申し込むこともおすすめできません。

カードローンに限らず、家電や携帯電話などの分割払いもローンに該当するため、うっかり購入をしてしまわないよう注意してください。

【カードローン】仮審査と本審査の違いとは?

カードローンの仮審査と本審査の違いを表現しているイメージ写真

カードローンの審査では、借入れの申請者の返済能力を評価したうえで融資可否が決定されます。

仮審査は、申請者が必要情報を入力(記入)後に、システムが判別を行なう仕組みです。

システムが申込書をもとに申請者の信用度を点数化し、点数結果で融資可否が決定されます。

金融機関によって前後しますが、仮審査であれば最短30分~1時間程度で審査結果がわかります。

一方、本審査は申告内容の精査・確認を人が行なう仕組みです。

カードローンの申込書内容の事実確認、過去・現在の借入状況、滞納によるトラブルの有無なども細かくチェックを行なわれます。

厳密な審査をするため、審査結果が出るまでに1日~1週間ほど時間がかかることが一般的です。

本審査に落ちる5つの要因

カードローンの明確な審査基準は一般公表されていないこともあり、どのような理由で審査に落ちたのかは正確にはわかりません。

しかし予測はできるため、考えられる要因を押さえて審査に通過しやすくなるよう対策をしましょう。

ここからは、本審査に落ちる要因を5つ紹介します。

複数のカードローンに同時申し込みをしている

同時期に複数社へカードローンの申し込みをする行為は、審査落ちする要因の一つです。

カードローンの申し込み状況は、信用情報に記録されています。

審査機関は、信用情報の確認を行なうため、複数社に申し込みがあることも把握できるのです。

カードローンを複数申し込みしている場合、審査担当者に「お金に困っている」と認識される可能性があり、審査落ちの要因となります。

そのため、カードローン申請は1社に絞って申し込みをしましょう。

勤続年数が短い

カードローンの審査では、契約書に記載された内容から返済能力を判断します。

勤続年数が長い場合は、収入が安定していると判別されやすくなるでしょう。

反対に、転職したばかりなど勤続年数が短い場合は、収入が不安定な状況と判断される可能性があります。

審査落ちする要因となるため、数ヵ月勤務を継続してから申し込みを行なうとよいでしょう。

複数社から借入れしている

複数の消費者金融から借入れをしている場合、審査に落ちる可能性が高くなります。

借入れできる上限金額が「総重規制」で定められているためです。

総量規制とは、「貸金業法」に定められた規制の一つです。

消費者が過度な借入れをしてしまわないよう、年収の3分の1を超えると新規の借入れができなくなる仕組みを指します。

出典:金融庁「貸金業法のキホン」

例えば、年300万円の方が借入れをする場合、年収の3分の1である100万円以上の借入れが禁止されています。

なお、総量規制が適応になるのは貸金業者のみであり、銀行などの金融機関であれば、規制の対象にはなりません。

在籍確認が取れない

本審査では、申請者の勤務先に抜き打ちで在籍確認の連絡が入ることがあります。

たまたま電話に出られなかった場合でも、在籍有無の判断ができないため、審査落ちする可能性があります。

あらかじめ電話に出られないとわかっている場合は、勤務証明などの書類提出へ切り替えを相談することも手段の一つです。

信用情報に問題がある

過去に金銭トラブルがあった場合は、審査落ちしやすい傾向があります。

トラブル情報は「金融事故情報(異動情報)」として、すべて信用情報に記録されているためです。

具体的には、債務整理・延滞・強制解約・代位弁済・自己破産などを経験している方は、審査を通過するのはかなり困難でしょう。

これらは、返済ができないことによって起こるトラブルであり、貸付けをする金融機関にとって大きなリスクになるためです。

異動情報が抹消されるまでの期間は、異動情報の種類や個人信用機関によって異なりますが、おもに5年程度です。

延滞だと1年程度、自己破産・個人再生だと10年程度のこともあります。

本審査に落ちた場合の5つの対処法

カードローンの本陣さに落ちた人のイメージ写真

カードローンの本審査に落ちた場合でも、お金が借りられなくなるわけではありません。

審査落ちした場合の対処法を知っておけば、あわてずに次の行動に移れるでしょう。

ここからは、本審査に落ちた場合の対処法を5つ解説します。

6ヵ月後に再度申し込みをする

一度審査に落ちた場合でも、同じカードローンへの申し込みが可能です。

審査通過を目指すなら、6ヵ月以上期間を空けて再申請しましょう。

期間を空ける理由は、カードローンの申し込み情報は、6ヵ月間残るためです。

短期間での再申請や連続して何件もカードローンの申し込みをすると、審査担当者から「お金に困っていて支払い能力がない」と判断されやすくなります。

すぐに審査落ちする、いわゆる「ブラック扱い」を受ける可能性が高まるので、再度申請する場合は期間に注意しましょう。

他のカードローンへ申し込みをする

カードローンの審査基準は、金融機関によって異なります。

1社で審査落ちをしても、他社の審査では通過するケースもあるため、他のカードローンへの申し込みも有効な手段の一つです。

ただし、短期間での申し込みは「申し込みブラック」の扱いを受ける可能性があるため、再申請同様に申請の期間には注意が必要です。

すぐにお金が必要な場合などは、後述する別の方法を試すとよいでしょう。

クレジットカードのキャッシング枠の利用

クレジットカードでは、ショッピングで使用する枠とは別に「キャッシング」機能が設けられており、審査なしで借入れできます。

あらかじめキャッシングできる限度額が決まっており、その金額内であればコンビニや銀行に設置されるATMから現金の引き出しが可能です。

必要なタイミングですぐにお金が用意できるため、急な出費があったときにも便利に使える手段です。

なお、借入れした際の金利や利息は、保有するクレジットカード会社によって異なります。

借入れ金額によっては、返済が難しくなるケースもあるため、利用する際は返済可能な額に留めておくとよいでしょう。

おまとめローンの利用

おまとめローンとは、複数ある借入れ先をまとめられるローンです。

一つに集約することで、月々の返済額が少なくなり、支払いの負担が減るメリットがあります。

また、毎月1回の返済になるため、返済管理も容易です。

例えば「いつも」のおまとめローンでは、申請窓口がWebサイトのため、プライバシーが守られており、誰にも知られることなく申し込みができます。

「いつも」のおまとめローンの利用例は、以下のとおりです。

  • 4社から借入れしているケース(毎月の返済額4万4,000円)
    A社:借入額50万円 金利18%
    B社:借入額5万円 金利20%
    C社:借入額20万円 金利18%
    D社:借入額30万円 金利18%
  • おまとめローンを利用した場合
    借入額105万円 金利15%
    毎月の返済額は、2万6,000円~3万4,000円に削減される(-1万円~-1万8,000円)
    ※借入日から最長5年で計算

フリーローンの利用

フリーローンとは、資金の使い道に制限がないローンのことです。

一般的なカードローンよりも借入れ限度額は低めですが、比較的低金利で融資が受けられることがメリットです。

フリーローンは、1契約につき1回のみ借入れできる仕組みであり、繰り返しの利用はできません。

利用目的が決まっており、一時的に融資を受けたいケースに有効な手段です。

何度か借入れする可能性がある場合は、繰り返し借入れができるカードローンが向いている可能性があるため、目的に応じて検討しましょう。

「いつも」のフリーローンなら最短30分で審査可能!

ここからは「いつも」が提供するフリーローンの特徴を、3つ紹介します。

即日融資も可能なため、急ぎでお金が必要な人は手段の一つとしてご検討ください。

最短30分で審査結果がわかる

「いつも」のフリーローンは、Webでの申し込みが可能で、24時間いつでも受付しています。

平日18時までの申し込みであれば、最短で即日借入れが可能です。

審査結果は、メールもしくは電話で連絡を行なうため、郵送物などは一切送られません。

借入れしたことを誰かに知られたくない場合でも安心です。

審査書類は2種類のみ

フリーローンの申し込み時に必要な審査書類は以下2点のみです。

  • 本人確認書類
  • 収入証明書

上記2点+契約書類があれば、いつでも審査申し込み可能です。

契約書類は、セブンイレブン店内のマルチプリンタから出力できます。

契約書類に必要事項を記載したうえで、書類をFAXまたはPDFを送付するだけで、審査申し込みが完了します。

審査に担保・連帯保証人が不要

「いつも」のフリーローンでは、借入れ申し込み時の担保・連帯保証人が原則不要です。

契約書類と審査書類を用意するだけで、審査が受けられます。

また、フリーローンは借入れするお金の使い道が不問であり、1万円~最大500万円まで融資が受けられます。

少しお金が足りないときや、急を要する支払いがあるときに便利に活用できるでしょう。

まとめ

カードローンの明確な審査基準は公表されていませんが、仮審査で通った場合でも本審査に落ちる可能性があることを見込んだうえで、対処方法を知っておくと焦らずに対策が立てられます。

また、審査に落ちてしまったとしても、お金がまったく借りられないわけではありません。

支払いまでの猶予期間に応じて、適切な対処方法を選択しましょう。

「いつも」のフリーローンであれば、即日融資も受けられるため、支払い期間が迫っている場合は、利用をご検討ください。

いつものビジネスローン

この記事を書いた人

名前:金子 賢司(かねこ・けんじ)
所有資格:CFP住宅ローンアドバイザー/生命保険協会認定FP/損保プランナー

おもなキャリア:東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務めるなか、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強をはじめる。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はジャザサイズ。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。

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