信用ブラックになってしまった場合、ほとんどの消費者金融へのローンの申し込みは審査で落とされてしまいます。
借金を1本化することで利息の総支払額を抑える「おまとめローン」も例外ではありません。
本記事では、信用ブラックでも利用できるおまとめローンはあるのか、借金返済に悩んだときにはどのように対処すべきなのか詳しく解説します。
【「いつも」のおまとめローンの特徴】
・お申し込みはインターネットから24時間365日いつでも可能
・即日融資&スピード対応(最短30分で融資可能な場合も)
・PayPay銀行口座お持ちの方は返済時の振り込み手数料無料、いつも×PayPay銀行のキャンペーンページから口座開設していただくとキャッシュバック1,000円(※2024年9月1日~11月30日)
興味がございましたら、ぜひ下記のリンクから詳細をご覧ください。
いつものフリーローンの詳細を見てみる
信用ブラックとは
信用ブラックは、個人がローンやクレジットカードの支払いを滞納したり個人再生や自己破産などをしたりしたことで、信用情報機関にその情報が登録され、審査に通過することが困難になる状態です。
実は、ブラックリストと呼ぶものは存在しません。
この信用情報機関に事故情報が登録された状態を信用ブラックといいます。
ただし、企業が独自に貸し付けリスクが高い人物のリストを作成している場合があり、それをブラックリストと呼ぶ人もいます。
信用ブラックの解消までにかかる期間
信用情報機関に登録された事故情報は永久に残るわけではありません。
一定期間が経過すると事故情報が消えて、信用ブラックではなくなります。
信用情報機関は複数あり、下記のように信用ブラック解消までの機関が異なります。
信用情報機関 | 関連する金融機関 ・消費者金融 | 解消までの期間 |
---|---|---|
CIC | 信販会社 クレジットカード会社 | 5年以内 |
JICC | 消費者金融 クレジットカード会社 | 5年以内 |
KSC | 銀行 | 10年以内 |
上記はあくまで目安であり、具体的な信用ブラックの解消時期はわかりません。
また、カウントが開始するのは、信用ブラックとなった原因が解消されてからです。
たとえば、2020年4月1日から2021年4月1日まで1年間滞納していた場合は、そこから起算して5年目の2026年4月1日がCICとJICCにおける信用ブラック解消時期の目安となります。
つまり、信用ブラックを速やかに解消するためには、なるべく早く原因を解消する必要があります。
信用ブラックかどうかを調べる方法
信用ブラックの場合、多くの金融機関や消費者金融では審査で落とされてしまいます。
信用ブラックかどうかを確認のうえで、申し込みを検討することが大切です。
信用ブラックかどうかを調べる方法について詳しく見ていきましょう。
信用情報機関に請求する
信用情報機関には、自身の信用情報が登録されているかどうかを確認するために開示請求ができます。
この手続きによって今後の審査に悪影響がある心配はありません。
ただし、手続きには500円から1,500円の手数料がかかり、信用情報機関ごとに異なります。
代表的な信用情報機関には「CIC」「JICC」「KSC」があり、それぞれ窓口や郵送、ネットでの開示に異なる手数料が設定されています。
具体的な手数料は、CICが郵送で1,500円、ネットで500円、JICCが窓口で500円、郵送とネットで1,000円、KSCが郵送で1,000円です。
審査落ちの頻度や回数を思い返す
信用ブラックかどうかを調べる方法の1つは、審査での落ちる頻度や回数を振り返ることです。
自身の過去のローン、クレジットカードの審査で何度か不合格になった経験があれば、信用ブラックの可能性が考えられます。
ただし、審査が厳しい銀行系カードローンやキャッシングなどに偏って申し込んでいた場合は、単に信用スコアが足りていないために審査に通過できなかった可能性があります。
おまとめローンの審査は厳しい?
信用ブラックの場合、おまとめローンの審査が厳しいかどうか気になるでしょう。
おまとめローンの審査の厳しさや、種類によって異なる審査難易度について詳しく解説します。
銀行系は審査が厳しい
銀行系のおまとめローンは一般的に審査が厳しい傾向があります。
銀行は信頼性や返済能力などに厳格な基準を持っており、それに基づいて審査を行います。
一方で、消費者金融や信金などの非銀行系の金融機関では、審査が比較的柔軟な場合もありますが、金利が高いことが一般的です。
おまとめローンを利用する際は、自身の信用状況や返済能力を確認し、どの業者に申し込むか検討しましょう。
低金利であるほどに審査が厳しい
一般的に、低金利であるほどに審査が厳しいとされています。
高金利で貸し付ける場合、もし貸し倒れになったとしても、他の債務者から得た利息でまかなえる可能性があります。
しかし、低金利で貸し付ける場合はそのような補填もできないため、審査基準を厳格に定め、貸し倒れリスクが低い人物にのみ貸し付けるのです。
また、貸し付け額が高くなればなるほどに利息額が高くなるため、金利は低く設定できます。
これは、銀行や消費者金融など、ほぼすべての金融機関や業者に共通しています。
好条件すぎる場合は信用ブラックを狙ったヤミ金に注意
好条件すぎるおまとめローンや融資には信用ブラックを狙ったヤミ金に注意が必要です。
ヤミ金は法外な金利や不当な取り立てがあるため、安易に契約すると深刻な問題が生じます。
まず、正規な金融機関や貸金業者は法的に認可されており登録されており、金融庁のホームページで検索できます。
また、無許可で金融業を行う悪質な業者も検索できるため、チェックしてみてください。
契約書の内容も注意深く確認し、金利や返済条件、ペナルティなどを明確に理解することが重要です。
急いで契約を迫るような勧誘には慎重に対処し、冷静に検討する時間を確保しましょう。
信用ブラックでおまとめローンを利用できないときの対処法
信用ブラックでおまとめローンを利用できない場合は、次のように対処しましょう。
任意整理で月々の返済負担を減らす
信用ブラックでおまとめローンが難しい場合、任意整理が1つの対処法となります。
任意整理は債務者と債権者の合意のもとで、返済条件や金利の軽減、一部の債務の免除などを行う手続きです。
手続きは主に弁護士のサポートの元で進めます。
一般的には、遅延損害金と将来利息をカットして、3~5年での完済を目指す方法を取ります。
ただし、業者との交渉によって任意整理の内容を定めるため、過度な期待は禁物です。
個人再生で借金を大幅に減らす
個人再生は法的手続きを通じてすべての借金を大幅に減らす手続きです。
手続きは裁判所を介して行われ、弁護士の協力を得て返済期間の延長や債務総額の減免などを含む返済計画を立案します。
個人再生は任意再生とは異なり、官報と呼ばれる政府発行の新聞のようなものに名前や住所が掲載されるため、周りの人に知られるリスクがあります。
ただし、官報は一部の金融機関に勤めている人が主に購読するため、リスクは低いものと考えられます。
最終手段は自己破産
自己破産は債務整理の最終手段であり、全ての債務を免除する法的手続きです。
申し立てには裁判所が介入し、一定の財産を処分することが求められます。
ただし、99万円以下の現金や生活必需品などは免除されるため、生活できなくなるわけではありません。
個人再生と同じく、官報に名前や住所が掲載されます。
また、自己破産の申し立てから免責許可がおりるまでは警備員や士業などの一部の職業に従事できなくなるため、休職や退職を余儀なくされる場合があります。
状況次第ではフリーローンで借りたお金を返済に充てる
フリーローンは用途が自由のため、借金返済に充てることができます。
ただし、金利や手数料などを確認し、慎重に返済計画を検討することが重要です。
ローンを他のローンで返済する自転車操業の状態では、いつまで経っても状況は改善しません。
滞納は避けたいローンの返済にフリーローンで借りたお金を充てるなど、部分的な利用が推奨されます。
事故情報が消えるまでやり過ごす
信用情報に登録された債務不履行や遅延などの事故情報が解消されるまで、何とかやり過ごすのも1つの方法です。
ただし、リボ払いや分割払いを過度に利用すると月々の返済が困難になるため、収入を一時的に増やして返済に充てることも検討しましょう。
副業やダブルワークなどで収入を増やせば、繰り上げ返済による利息の減額も可能です。
信用ブラックのときのNG行為
信用ブラックの場合、慌てて行動することで事態が悪化するケースが多々みられます。
次のような行為は避けましょう。
何度も同じ会社に申し込む
信用ブラックの状態で避けるべきNG行為の1つは、「何度も同じ会社に申し込む」ことです。
同じ会社への繰り返しの申し込みは、その会社が独自に保有しているブラックリストに記録され、半永久的に審査に通過できなくなる可能性があります。
また、その会社が複数の金融業を行っている場合、事業間や子会社と親会社間で情報が共有され、複数の業者の審査に通過できなくなることも考えられます。
一度、審査に通過できなかった場合、すぐに審査に申し込んだところで通過できる可能性はほぼありません。
事態の悪化を招く恐れがあるため、何度も同じ会社に申し込むことは避けましょう。
短期間でいくつも借入を申し込む
一時的な金銭的困難を解決する手段として短期間で複数の金融機関や業者に申し込むと、申し込みブラックと呼ばれる状態になります。
この状態では、信用ブラックと同じく審査に通過することが困難になるため、慌てて申し込まないように注意が必要です。
複数の金融機関や業者に申し込みたい場合は3ヶ月以上の期間を空けましょう。
また、審査に落ちた原因を考えて、以前よりも信用スコアが上がったと思われるタイミングで申し込むことが大切です。
まとめ
信用ブラックの状態では、おまともローンの審査に通過することは困難です。
そもそも、利息の返済が苦しい状態の場合は、任意整理で返済負担を減らすことも検討しましょう。
また、用途自由のフリーローンも必要に応じて利用することをおすすめします。
フリーローンの「いつも」では柔軟な審査を心がけておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
【「いつも」のおまとめローンの特徴】
・お申し込みはインターネットから24時間365日いつでも可能
・即日融資&スピード対応(最短30分で融資可能な場合も)
・PayPay銀行口座お持ちの方は返済時の振り込み手数料無料、いつも×PayPay銀行のキャンペーンページから口座開設していただくとキャッシュバック1,000円(※2024年9月1日~11月30日)
興味がございましたら、ぜひ下記のリンクから詳細をご覧ください。
いつものフリーローンの詳細を見てみる
名前:加藤 良大(かとう・りょうた)
歴11年、実績24,000本の金融ライター
住宅ローン、相続、債務整理、倒産手続きなど、お金に関する記事執筆において専門家からも高評価を得ている。大手保険会社や税理士事務所、会計士事務所、社会保険労務士事務所、地方銀行など、取引先は合計400社以上。