「リボ払いが払えなくてどうしよう」
「払っても払っても全然返済額が減らないんだけど、いつ終わるの?」
リボ払いを利用している人のなかには、このような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、クレジットカードのリボ払いが払えないときの対処法や滞納のリスク、返済を早く終わらせる方法について解説します。リボ払いの返済地獄から早く抜け出したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに「いつも」のフリーローンは、リボ払い利用料の一時的な支払いにご協力できる可能性があります。
リボ払いを返済できないときの対処法は、おもに以下の3つです。
1. カード会社と今後の支払いについて相談する
2. 消費者金融カードローンで一時的にしのぐ
3. どうしても払いきれない場合は債務整理を検討する
以下の見出しでは、上記それぞれの内容について解説します。
リボ払いの返済に困ったら、まずカード会社に相談してみましょう。なぜなら、カード会社側も顧客がリボ払い料金を払えなかったら困るためです。そのためカード会社によっては、リボ払い料金を返せない状態に陥った利用者に向けて、さまざまな返済サポートを用意している場合があります。
例えばあるカード会社では、返済期限の延長や返済額の一時的な減額などの解決方法を提供しています。リボ払いの返済が困難になった場合、まずはカード会社と相談し、返済計画見直しも含めて検討しましょう。
消費者金融カードローンは、一時的な資金繰りに使える場合があります。しかし、これは一時的な解決策であり、長期的な対案が必要です。また、利息は高い場合が多いため、注意が必要です。
ある消費者金融では、初回利用者に対して低額のカードローンを提供していますが、それでもリボ払いと同等の利率が適用される場合があります。したがって、消費者金融カードローンは一時的な資金繰りに役立つ可能性がある一方で、返済計画には注意が必要です。それこそリボ払いのように「永遠に払い終わらない」ことにもなりかねないため、その点も踏まえたうえで、消費者金融カードローン利用を検討しましょう。
債務整理は、リボ払いの支払いが困難になった場合の最終的な手段となります。なぜなら、リボ払い地獄の苦しい思いから脱出できる一方で、信用情報機関に金融事故情報として登録されてしまうという大きなデメリットがあるためです。金融事故情報が登録されると、新たなローンの借入や、クレジットカードの発行などが困難となります。
債務整理には自己破産や民事再生、任意整理などの方法があり、それぞれにメリットと欠点があります。これらは法的な手続きであり、専門的な知識が必要となるため、検討する際は弁護士事務所に相談しましょう。
ちなみに、債務整理それぞれの種類の概要と、信用情報機関への登録期間は以下の表のとおりです。
■債務整理の種類・概要・信用情報機関登録期間
債務整理の種類 | 概要 | 信用情報機関登録期間 |
任意整理 | 将来支払う利息分を減額する | 5年程度 |
特定調停 | 債権者との話し合いによって月々の返済額を調整してもらう | 5年程度 |
民事再生 | 裁判所の許可を得て借金を1/5程度まで減額 | 10年程度 |
自己破産 | 裁判所の許可を得て債務を免除してもらう |
10年程度
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リボ払いを実際に払わないとどうなるか気になるでしょう。リボ払いを払えなくなった場合、以下の流れで債務者に対する対応が実施されます。
1. カード会社から催促が来る
2. 信用情報機関のブラックリストに滞納履歴が残る
3. 請求を放置していると裁判を起こされる
以下の見出しでは、上記それぞれの内容について解説します。
リボ払い利用料が支払い期日に指定口座から引き落としされない場合、カード会社から支払い催促が来ます。催促を無視した場合、カード会社によって法的手段に移行される恐れがあるため、必ず無視しないようにしましょう。
またカード会社によっては、相談することで支払期限の延長や返済計画の見直しに応じてくれるケースがあります。このような理由も含めて、カード会社から催促が来たら早めに対応するのがよいです。
リボ払いの滞納は信用情報機関に記録され、ブラックリストに載る可能性があります。ブラックリストとは、リボ払い代金未払いや家賃滞納などの金融トラブルを起こした人たちの情報が記録されているものです。
ブラックリストに載ると、新たなクレジットカードの発行やローンの借入が困難になります。なぜなら、貸金業者やカード会社は、審査の際に信用情報機関の情報を必ず参照するためです。ブラックリストに載ることで、このような大きなデメリットがあるため、登録される前に対処するのが望ましいでしょう。
リボ払いの請求を放置し、かつ滞納を継続し交渉にも応じない場合、カード会社から裁判を起こされる可能性があります。カード会社からの訴えが裁判所に認められた場合は、財産が強制的に差し押さえられ、失うことになります。一度差し押さえが決定されると、撤回は難しいため、リボ払い請求の放置は絶対に避けましょう。
裁判を回避するためには、カード会社に連絡して今後の返済計画について相談したり、債務整理によって自身の財産を守ったりすることが重要です。
リボ払いの返済を早く終わらせたい場合は、以下3つのコツを押さえましょう。
1. 余裕があるときに一括返済または繰り上げ返済する
2. 毎月の返済設定額を増やす
3. 完済までクレジットカードの利用を控える
以下の見出しでは、上記それぞれの内容について解説します。
金銭的余裕があるときに、一括返済または繰り上げ返済することで、リボ払いの返済を早く済ませられます。なぜなら、一括返済や繰り上げ返済により元本を早く減らすことで、将来発生する利息額も小さくできるためです。毎月の返済額のうち、利息分の占める部分が小さくなっていけば、返済はよりスムーズに進んでいきます。
例えば会社からボーナスが支給された場合は、それをリボ払いの一括返済や繰り上げ返済に充てるとよいでしょう。特に普段の生活が圧迫されるわけではないため、リボ払いの減らし方としてはおすすめです。
毎月の返済設定額を増やすことで、リボ払いを払い終わるまでの期間が短縮されます。毎月の返済設定額を増やせば、その分元本が早く減っていくため、利息も含めた総返済額は小さくなっていきます。
具体的にいくら返済額を増やせば、どのくらい返済期間が短くなるのかは、返済シミュレーターを活用することで簡単に把握できます。「いつも」の返済シミュレーターも、利用金額・毎月の返済額・利率を入力するだけで算出できるため、ぜひ利用してみてください。
リボ払い返済額と返済期間をシミュレーションしてみる
早くリボ払い返済地獄から抜け出したい場合は、完済までクレジットカードの利用を控えましょう。当然ですが、クレジットカードを利用するたびに残債は増え、返済の終わりは遠のいてしまいます。クレジットカードの利用を控えることで、日々の節約も両立しやすくなるため、ぜひ実施してみましょう。
最後に、リボ払いに関してよくある質問に回答します。
リボ払いを滞納すると、損害遅延金が発生する可能性があります。損害遅延金は、カード会社との契約に基づくもので、滞納によるカード会社の損失を補うためのものです。損害遅延金は、支払期日の翌日から発生します。
債務整理を利用することで、5~10年間は新たなローンの借入やクレジットカードの発行が困難となります。
裁判所からの通知を無視すると、強制的な訴訟措置が取られる可能性があります。カード会社からの訴えで、リボ払い滞納に対する差し押さえ請求がされた場合も同様です。
リボ払いの返済が困難になった場合、まずはカード会社と相談し、返済計画の見直しを検討しましょう。一時的な資金繰りとして消費者金融のカードローンを利用することも可能ですが、高利息のリスクがあるため注意が必要です。
最終的には債務整理という選択肢もありますが、信用情報への影響を理解したうえで検討しましょう。リボ払いは便利ですが、その利用には適切な理解と計画が必要です。
ちなみに「いつも」のフリーローンも、リボ払い利用料の一時的な支払いにご協力できる可能性があります。
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