「こないだコンビニバイト辞めちゃったからお金がない」
「親にバレずにお金を借りるならどこがいいかな」
大きな収入を得るのが難しく、かつ出費も多い大学生のなかには、このような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。結論からいうと、大学生でもお金を借りる方法はあり、かつ選択肢によっては親バレ防止や即日融資も可能です。
本記事では、お金に困っている大学生に向けた資金調達方法について解説します。最後までご覧いただくことで、今の資金難から抜け出せる可能性があります。
ちなみに「いつも」のフリーローンは、残念ながら学生の方にはお力添えできません。ただし、将来就職された際はご融資できる可能性があります。
大学生がお金を借りる方法として、おもに以下の4つがあります。
1. 奨学金
2. 学生ローン
3. クレジットカードのキャッシング
4. カードローン
上記それぞれに異なるメリット・デメリットが存在するため、状況やニーズに合わせて選択することが重要です。
奨学金は、学業に関わる費用全般にかかる費用を賄うための資金を借入れられる制度です。例えば学費以外にも、教材購入費や生活費、サークル活動費などにも充てられます。
奨学金のメリットは、返済の必要がないもの、無利子のものまで用意されていることです。また有利子の場合でも、在学中は利息が上乗せされません。
金利も低く、2023年(令和5年度)の第二種奨学金は0.200%~0.737%となっています。
参照:平成19年4月以降に奨学生に採用された方の利率|独立行政法人日本学生支援機構
一方で奨学金を利用するには、家庭の収入や学業の成績などの要件を満たす必要があるため、ハードルが高いという欠点があります。とはいえ、要件を満たしているのであれば、まず奨学金の利用を検討するのがおすすめです。
学生ローンも、奨学金と同様に学業に関わるさまざまな費用への充当に使えます。ただし、以下の点で奨学金と異なります。
■奨学金と学生ローンの違い
奨学金 | 学生ローン(国・民間) | |
債務者 | 学生本人 | 保護者 |
借入金の受け取り方法 | 毎月分割 | 分割または一括 |
返済開始時期 | 学校卒業後 | 借入の翌月 |
最長返済期間 | 15年~18年 | 10年~20年 |
金利 | 0.200%~0.737(2023年5月時点) |
国:1.95(2023年5月時点) 民間:金融機関による |
メリット |
・金利が低い ・在学中は無利息 |
・手続きが比較的簡単 ・入学前に借入れできるため入学前の必要資金にも充てられる |
デメリット |
・自力で返済する必要がある ・借入のハードルが高い |
・金利が奨学金より高め ・支払い開始時期が早い |
参照:奨学金制度の種類と概要|独立行政法人日本学生支援機構
参照:教育一般貸付 (国の教育ローン)|日本政策金融金庫
このような違いがあるため、より自身に適したほうを選びましょう。
また学生ローンは、在籍確認や保証人が不要であるため、手続きが比較的簡単です。このように、利用のハードルが低めな点も強みです。
ちなみに在籍確認については、以下の記事で詳しく解説しているため、気になる方はあわせてご覧ください。
関連記事:在籍確認とは?電話では何を聞かれる?カードローン利用は会社にバレる?
クレジットカードのキャッシングは、特に緊急時に役立つ借入方法です。なぜなら、クレジットカードを持っている場合は、基本的に新たに審査を受ける必要がないためです。そのため、キャッシングの利用手続きをすることで、すぐに資金を調達できます。
また審査の必要がないことにより、アルバイトをしていないなど、収入が不安定な場合でも利用しやすい点もメリットです。一方で金利が平均15.0%~18.0%と、奨学金や学生ローンと比べてかなり高いため、利用は最低限に留めるのがよいでしょう。また、20歳以上でないと利用できない点も要注意です。
カードローンは、銀行や消費者金融が用意しているサービスです。カードローンは利用目的が限定されていないため、たとえギャンブル用の資金調達などが目的であっても問題ありません。銀行と消費者金融カードローンには、以下のような違いがあります。
■銀行と消費者金融のカードローンの違い
銀行カードローン | 消費者金融カードローン | |
審査の厳しさ | 厳しい | 甘い |
融資までのスピード | 時間がかかる | 早い |
即日融資 | 不可 | 可 |
金利 | 低い | 高い |
上記のような違いがありますが、学生が利用するのであれば、実質消費者金融カードローン一択です。なぜなら銀行カードローンの審査は厳しく、年収要件もしっかりと見られるため、学生が通るのは現実的でないからです。
一方消費者金融カードローンの場合は、学生やフリーターなど収入が不安定な方でも利用できるチャンスがあります。また、即日融資に対応しているため、当日中に資金調達しなければならないような状況でも乗り切れる可能性があります。
ただし消費者金融カードローンの金利は、キャッシングと同様に15.0%~18.0%程度と高めです。したがって、大きな金額や長期間の借入は借金を返せないリスクが高まるため、なるべく避けたほうがよいでしょう。
銀行カードローンと消費者金融カードローンについては、それぞれ以下の記事で詳しく解説しているため、気になる方はあわせてご覧ください。
関連記事:銀行からお金を借りる方法・条件・審査について解説!個人でも借入できる?
関連記事:消費者金融とは?サラ金や銀行との違いは何?わかりやすく解説
何らかの事情で、お金を借りたという事実を親に知られたくないこともあるでしょう。では、大学生が親にバレずにお金を借りる方法はあるのでしょうか。
結論からいうと、学生ローンや消費者金融カードローンであれば、親バレの可能性は比較的低いです。
まず学生ローンについてですが、こちらは保証人が不要であることが多いです。つまり、親の同意が不要であるため、親にバレる心配はあまりしなくてよいでしょう。ただし、返済が滞った際は本来の債務者である親に連絡が行ってしまい、そこで利用がバレてしまうため要注意です。
次に消費者金融カードローンですが、こちらも保証人は不要です。在籍確認はありますが、それが原因で利用が親にバレることはまずないでしょう。とはいえ、金利がかなり高いため、利用はどうしても必要な場合に留めましょう。
奨学金や銀行カードローンは、親に知られるリスクが高いため、親バレを避けたい場合は使わないほうがよいです。
奨学金は多くの場合、在籍確認や保証人が必要であり、親の同意や協力が必要となります。また銀行カードローンも、保証人が必要なケースが多いため、親に知られるリスクは高いです。
このように、奨学金や銀行カードローンは基本的に親の協力がないと利用できないため、親バレを避けたい方には向いていません。
飲み会やデートでの思わぬ出費などによって、突然に資金難に陥ってしまう大学生の方もいるでしょう。では、大学生でも即日お金を借入できる方法はあるのでしょうか。
消費者金融カードローンを利用すれば、大学生でも即日融資を受けられる可能性があります。なぜなら審査が甘い分、大学生の申し込みであってもすぐに結果が出やすいためです。クレジットカードを持っておらず、かつどうしても当日中にお金を借りたい場合は、消費者金融カードローンの利用を検討してみましょう。
銀行カードローンは、即日融資不可です。それは、審査の際に「警視庁データベースへ」の照会が必須とされており、こちらだけで最低でも1日かかるためです。よって、当日中にお金が必要な場合は、銀行カードローンでは問題の解決ができません。
大学生のなかには、18歳や19歳の方もいます。20歳以上の方よりも手段は限られますが、お金の借入は可能です。以下の見出しでは、20歳未満の大学生がお金を借りる方法について解説します。
20歳未満の大学生でも、奨学金と学生ローンを利用すればお金を借りられます。ただし、奨学金は募集時期が決まっているため、すでに終了している場合は必然的に学生ローンを選ぶことになります。また親バレを避けたい場合は、保証人を立てる必要がない学生ローンがおすすめです。
20歳未満の大学生は、基本的にカードローンを利用できません。なぜなら申し込み要件として「満20以上であること」という項目が設けられていることがほとんどであるためです。しかし、消費者金融カードローンの場合は、一部満18歳以上であれば申し込めるものもあります。
大学生のなかには、バイトをしていない方もいます。では、バイトをしておらず、収入が不安定な状況でも借入は可能なのでしょうか。
バイトしていない大学生がお金を借りるのは、基本的には難しいです。金融機関としては、なるべく収入が不安定な申し込み者にはお金を貸したくないためです。したがって、収入の要件を満たせず審査に通らないことはよくあります。
バイトしていない大学生でも、家族や友人からの借入、質屋などでお金を借りることは可能です。とはいえ、どちらもデメリットがあります。
まず知人からお金を借りる場合、返済が滞った際、人間関係にヒビが入ってしまうことがあります。また書面での取り決めを行わなかったことにより、金利や返済期日などに関して、言った言わないの水掛け論になるようなトラブルまで発展してしまう可能性もあるでしょう。
また質屋に関しては、金利が非常に高いです。なぜなら、質屋は貸金業者ではないため、貸金業法で定められている金利の上限が適用されないからです。したがって、基本的に利用はやめた方がいいでしょう。
仮にクレジットカードを持っている場合は、キャッシング機能であれば審査が必要ないため、こちらで資金調達しましょう。ただし、20歳以上でないと利用できない点は要注意です。
大学生がお金を借りる方法としては、奨学金や学生ローン、クレジットカードのキャッシング、カードローンがあります。ただし、20歳未満やアルバイトをしていない方の場合、利用できる方法が限られます。
一方で、方法によっては親バレせずに借りられるものや、即日融資を受けられるものもあります。どのような手段を選ぶかは、状況や希望に応じて考えてみましょう。
ちなみに「いつも」のフリーローンは、残念ながら学生の方にはお力添えできません。ただし、将来就職された際はご融資できる可能性があります。
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