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ゆうちょ銀行(郵貯局)でお金借りる方法|自動貸付での借入はできる?

「お金を借りたいけど、消費者金融を使うのはなんとなく不安」
「ゆうちょ銀行の口座なら持っているが、これで何とかならないだろうか」

このような疑問やお悩みを持っている場合、ゆうちょ銀行が提供する融資サービスで解決できる可能性があります。要件を満たす必要はありますが、基本的に審査が要らないため、信用情報に不安がある方などにもおすすめです。

この記事では、ゆうちょ銀行からお金を借りる方法や、自動貸付の特徴について解説します。最後までご覧いただくことで、今の金銭的問題をしのげるようになるでしょう。

ちなみに「いつも」のフリーローンは、ゆうちょからの借入ができなかった方に対しても即日融資できる可能性があります。

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ゆうちょ銀行からお金を借りる3つの方法

ゆうちょ銀行からお金を借りる方法には「貯金担保自動貸付」「口座繰越サービス」「JP BANK カード」の3つがあります。以下の見出しでは、それぞれの内容について解説します。

1.貯金担保自動貸付

貯金担保自動貸付とは、担保定額貯金や担保定期貯金を担保とする代わりに受けられる貸付のことです。貯金担保自動貸付では、通常貯金が残高不足になった際、ゆうちょ銀行からその不足分自動的に融してもらえます。

例えば15万円を引き出したい場合、貯金残高が10万円しかなくても、不足分の5万円まで追加で引き出せます。

貯金担保自動貸付の基本情報は、以下の表のとおりです。

 

貸付金額の上限 預入金額の90%以内(総合口座1口座につき300万円まで)
貸付期間 貸付けの日から2年(貸付けの日から2年以内に担保とする貯金が満期を迎える場合は、その満期までの期間)
※元利金継続(継続預入)の担保定期貯金を担保とする場合は、貸付期間の範囲内で貸付けも継続されます。
返済方法 貸付金額と貸付利子の相当額を通常貯金に預け入れることで自動的に引き落とされる
返済回数 制限なし
最低返済額 制限なし

 

参照:貯金担保自動貸付|ゆうちょ銀行

2.口座貸越サービス

口座貸越サービスは、引き落とし口座に設定している通常貯金講座からの引き落とし時に残高が不足していた際、不足分をゆうちょ銀行が自動的に補うことで引き落とせるようにするサービスです。

口座貸越サービスを利用することで、うっかり引き落とし日までに公共料金やクレジットカードなどの料金を用意しておくのを忘れてしまった場合でも安心です。

口座貸越サービスで融資を受けた金額は、「ゆうちょ通帳アプリ」や「ゆうちょダイレクト」でも返済できるため、郵便局に足を運ぶ手間が省けます。

また、入会金と年会費が無料であるため、利用ハードルも低めです。

ただし、貯金担保自動貸付けが利用可能な場合は、それが優先されます。

参照:口座貸越サービス|ゆうちょ銀行

3.JP BANK カード

JP BANK カードとは、ゆうちょ銀行と金融機関が共同して発行しているカードのことです。JP BANK カードを持っていると、最大50万円までのキャッシングを利用できます。

またJP BANK カードは、ゆうちょ銀行キャッシュカードと一体化しているため、自動貸付サービスとの併用もできます。もちろん通常の預金や支払いなどもできるため便利です。

他にも、家族カードやETCの発行が可能で、かつショッピングの決済に利用することでポイントが貯まるというメリットもあります。

JP BANK カードのキャッシングサービスは、カードのランクや提携会社によって異なります。毎月返済額については、利用額によって変動します。

参照:キャッシング|JP BANK カード WEB

カードローン・フリーローンの取り扱いはない

ゆうちょ銀行は、現在カードローン・フリーローンを取り扱っていません。

かつては、スルガ銀行の仲介として「したく」というカードローンを取り扱っていました。したくは主婦やパート・アルバイトでも利用でき、金利は年7.00%〜14.90%と比較的低めで、かつ保証人も担保も必要ないという便利なカードローンです。

しかし、現在は取扱いを終了しています。その理由は、スルガ銀行の行政処分により、業務提携を解消したためです。

またゆうちょ銀行では「夢航路」という各種ローンも取り扱っていましたが、こちらも2019年6月28日をもって取り扱いを終了しています。

したがって現在は、ゆうちょ銀行から融資を受ける際は「貯金担保自動貸付」「口座繰越サービス」「JP BANK カード」のいずれかを利用することになります。

ゆうちょ銀行の自動貸付での借入ついて

続いて、ゆうちょ銀行の自動貸付での借入の特徴について解説します。具体的にどのようなメリットやデメリットがあるのか確認していきましょう。

審査なしで融資を受けられる

ゆうちょ銀行の自動貸付では、審査不要です。なぜなら、貯金や定額貯金が担保になるため、申し込み者の収入や信用情報は問題とならないからです。

銀行や消費者金融から融資を受ける場合、通常は審査を受ける必要があります。そしてその審査に通るためには、安定した収入や、過去に金融事故を起こしていないなどの要件を満たす必要があります。

しかし、ゆうちょ銀行の自動貸付では、このような審査を受ける必要がありません。そのため、収入が安定していない学生や無職、家賃や光熱費などを滞納してしまっている方でも利用できる可能性があります。

ただしその代わり、ゆうちょ銀行の自動貸付を受けるためには、ゆうちょ銀行の通常貯金口座を保有している必要があります。かつ、担保となる定期預金の保有も要件となっているため、その点は注意しましょう。

金利が低め

ゆうちょ銀行の自動貸付けの金利は、銀行や消費者金融カードローンよりもかなり低めです。

具体的には、以下のとおりとなっています。


担保定額貯金を担保とする場合:返済時の約定金利(%)+0.25%
担保定期貯金を担保とする場合:預入時の約定金利(%)+0.5%ます。

 

参照:貯金担保自動貸付|ゆうちょ銀行

約定利率(約定金利)とは、契約で定められた利率のことです。2023年4月1日時点でのゆうちょ銀行の約定利率は、0.010%です。

参照:金利一覧|ゆうちょ銀行

定額貯金を担保にする場合の金利は、合計0.26%です。銀行や消費者金融カードローンでは14.0~18.0%程度の金利がかかるため、かなり低いとわかります。

1,000円単位で何度でも借りられる

ゆうちょ銀行の自動貸付けでは、1,000円単位で何度でも借りられます。通常貯金の残高を超える引き落としが発生した際は、その不足分が1,000円単位で自動的に貸付けられます。

郵送物や電話連絡は来ないため家族にバレにくい

銀行カードローンの場合、自宅に郵送物や電話連絡が来ることがあり、それによって利用家族に知られてしまう可能性があります。しかしゆうちょ銀行の自動貸付では、郵送物や電話連絡は来ないため、家族に利用の事実がバレるリスクは低いです。

申し込みのため窓口へ行く必要がある

ゆうちょ銀行の自動貸付けの申し込みは、窓口のみの受付となっています。

郵貯銀行の営業時間は店舗によって異なりますが、平日9:00〜16:00であることが多いです。そのため、平日忙しい方はやや利用しにくいでしょう。

返済できないとゆうちょ銀行の預入金から返済額が相殺される

ゆうちょ銀行の自動貸付けを返済できないと、ゆうちょ銀行の預入金から返済額が相殺されます。そして、預入金から返済額を相殺できない状態になると、担保である定期貯金(定額貯金)が解約されてしまいます。

このような状態になると、自動貸付は利用できません。なぜなら担保がない状態での貸付は、ゆうちょ銀行にとって大きなリスクとなるためです。

ゆうちょ銀行の自動貸付けは簡単に引き出せるため、つい利用しすぎてしまう恐れがあります。その結果、返済が追いつかない状態になることも考えられるため、要注意です。

ちなみに、ゆうちょ銀行の自動貸付け解約後は、借入金額と利子を差し引いた金額が郵貯銀行口座に入金されます。

残高マイナスはいくらまで引き出しできるか異なる

ゆうちょ銀行の自動貸付け限度額は定期貯金・定額貯金で預け入れしている金額の90.0%です。よって、積立金額が小さい場合、借入可能な限度額も低くなってしまいます。

自動貸付け申込時の必要書類

ゆうちょ銀行の自動貸付への申し込み時には、以下の必要書類が求められます。
 

総合口座通帳  
本人確認書類(いずれか一点)
  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • 身体障害者手帳
  • 写真付き公的証明書類
  • 各種保険証
  • 国民年金手帳
届け印  

まとめ

ゆうちょ銀行からは「貯金担保自動貸付」「口座繰越サービス」「JP BANK カード」の3つ方法でお金を借りられます。審査や担保は不要であるため、比較的利用しやすいです。

とはいえ、ゆうちょ銀行で定期預金しているなどの要件を満たす必要があります。ゆうちょ銀行からの借入要件を満たすのが難しい場合は、消費者金融からの融資を検討してみてもよいでしょう。

「いつも」のカードローンも、ゆうちょ銀行からの借入が難しいような方でもお力添えできる可能性があります。すでに他の金融機関でキャッシング審査に通らなかった方や、過去に金融事故歴のある方なども、可能な限りお力になれるよう対応いたしますので、まずは「いつも」にご相談ください。

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この記事を書いた人

名前:鈴木 翔馬(すずき・しょうま)
所有資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士/宅地建物取引士
おもなキャリア:学習塾勤務時代のブログ運営経験で得たスキルを活かし、フリーランスWebライターに転身。 現在は金融・不動産ジャンルの記事をメインに執筆や監修を担当。SNSでは専業Webライターになるためのノウハウを発信中。趣味はアニメ鑑賞やカラオケ、読書など。