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クレカの残高は借金と同じ?ローン審査への影響について解説

クレジットカードの利用残高は翌月の所定の日に口座から引き落とされるため、一時的にお金を借りている扱いになるのではと思う方は多いのではないでしょうか。そうなれば、ローン審査への影響も懸念されます。 そこで本記事では、クレジットカードの利用残高は借金と同じ扱いになるのか、ローン審査に影響はあるのかなどについて詳しく解説します。

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クレジットカードの残高は借金の扱いになる?

クレジットカードの利用残高が借金の扱いになるかどうかは、支払い方法によって異なります。借金とみなされるケース、みなされないケースについて詳しく見ていきましょう。

一括払いは借金ではない

クレジットカードのショッピング枠で一括払いを利用した場合、利用残高は借金とはみなされません。代金を後払いで支払うものであり、「買掛金」として扱われます。たとえば、商品を購入した際、クレジットカードで一括払いを選択すると、その代金はカード会社から店に特定のタイミングで支払われます。

そして、カードの利用者は他の店で利用したカードの利用残高をまとめてカード会社に支払います。これは借金の契約が成立しているわけではなく、単なる支払いの先延ばしです。

なお、年収の3分の1以上の借り入れを制限する総量規制においても、一括払いの利用残高は借入額に含まれません。

 

分割払い・リボ払いは借金

分割払いとリボ払いは、借金の扱いになります。カードの利用者が分割払いとリボ払いを利用しても、カード会社は店に代金を支払わなければなりません。そのため、カード利用者はカード会社からお金を借りている扱いになります。

分割払いは、クレジットカードを利用した際に事前に支払回数を決定し、それに応じた手数料を含めた金額を分割で支払う仕組みです。手数料は年利12〜15%が目安で、支払回数が増えるほどに金利も上昇します。

一方、リボ払いは支払期間が設定されておらず、完済すれば終了します。1回の利用ごとに設定する分割払いとは異なり、複数回の利用分をまとめてリボ払いで支払えます。

手数料は利用残高に応じて異なりますが、年利15%程度が目安です。毎月の返済額を少額に設定すると返済期間が長くなり、それだけ手数料も増加します。

 

キャッシング枠の利用残高も借金

クレジットカードのキャッシング枠の利用残高も借金の扱いです。キャッシング枠は、カード会社からお金を借りる仕組みのため、紛れもない借金とみなされます。キャッシング枠の利用残高を完済するまでは借金をしている扱いとなり、ローン審査に影響が及びます。

 

クレジットカード所持によるローン審査への影響

クレジットカードを持っているだけでローン審査に影響が出ることはありません。しかし、キャッシング枠の有無や分割払い・リボ払いの有無、金額などがローン審査に関係しています。クレジットカードにおけるローン審査への影響について詳しく見ていきましょう。

キャッシング枠は不利に働く

クレジットカードのキャッシング枠を利用していなかったとしても、キャッシング枠が存在することがローン審査に影響を与える可能性があります。キャッシング枠が存在する場合、カードの所持者はいつでも借金できる状態です。そのため、現在はキャッシングを利用していなくても、ローン審査で不利に働く場合があります。

ただし、キャッシング枠そのものが総量規制の対象になるわけではありません。例えば、年収300万円の人がキャッシング枠を100万円持っていたとしても、実際に100万円を借りていなければローン審査に通過できる余地があります。

ローン審査を受ける際は、キャッシングの利用残高をなるべく減らし、できればキャッシング枠をゼロに設定することが大切です。

 

多額の分割払い・リボ払いは審査に影響がある

多額の分割払いやリボ払いは、ローン審査に大きな影響を与える可能性があります。この影響は主に「総量規制」と呼ばれる法令と関連しています。総量規制は、年収の3分の1を超える借入を制限する法令であり、借金の負担を軽減するための規制です。

多額の分割払いやリボ払いを行うと、クレジットカードの利用残高が増加します。これにより、クレジット利用の合計額が年収の3分の1を超える可能性が高まります。制限を超えていなかったとしても、希望借入額によっては審査に通過できません。

例えば、年収600万円で分割払いやリボ払いの残高が100万円の場合、あと100万円を借りられる余地があります。しかし、希望借入額を110万円とした場合、年収の3分の1を10万円オーバーするため、審査には通過できません。

 

クレジットカード所持者が申し込める借金

クレジットカードを持っていても、キャッシング枠や分割払い、リボ払いを利用していなければローン審査に大きな影響はありません。したがって、クレジットカードを持っていない人と同じローンに申し込めます。代表的なローンを2つ紹介します。

フリーローン

フリーローンは、具体的な用途を決めずに借り入れが可能なローンです。住宅ローンは住宅購入、カーローンは車の購入など、ローンによっては用途が決められています。他の用途で利用することは契約違反となり、強制解約によって一括返済を求められる可能性があります。

フリーローンは用途が決められていないため、買い物や旅行、引っ越しなど、さまざまな用途の利用が可能です。フリーローンの金利はローン商品によって異なります。金利や返済条件を十分に確認し、申込先を決めましょう。

フリーローンの返済方法は、リボ払いが一般的です。また、審査については比較的柔軟で、アルバイトでも申し込めるものもあります。

 

カードローン

カードローンは、ローン専用カードを使用し、コンビニや銀行のATMからお金を引き出したり、指定の口座へ振り込む形で借りたりできるローン商品です。カードを使用せずにネット完結で借り入れできるカードローンもあります。

審査の結果、設定された利用限度額の範囲内で繰り返し借り入れることができます。フリーローンと同じく、借入金の用途は問われません。ただし、保証人や保証会社を求められることがあるため、事前に確認が必要です。

 

クレジットカード払いを滞納するとどうなる?

クレジットカードの利用残高を滞納した場合、ローン審査で不利になる可能性があります。滞納による影響について詳しく見ていきましょう。

信用情報に傷がつく

クレジットカードの支払いを滞納すると、信用スコアが低下します。信用スコアは、信用情報機関に登録されている信用情報をもとに金融機関や貸金業者が独自に定めている指標です。

ローン審査や借入限度額の変更などに影響を及ぼします。金融機関や貸金業者は信用情報を参考にして融資判断を行うため、信用情報に滞納の記録があると信頼性が低いと見なされることがあります。

また、クレジットカードの滞納が続くと、クレジットの利用限度額を引き下げたり、契約を解除されたりする可能性も否定できません。カード払いの後払いの仕組みを利用し、何とか日々の生活費を支払えているような方にとっては死活問題です。

 

遅延損害金がかかる

クレジットカードの料金を延滞すると、遅延損害金が発生します。遅延損害金は、約束した日までに支払わなかったことでカード会社が受けた損害に対し、利用者が追加で支払うべきお金のことです。

遅延損害金は、利息制限法によって年14.6%を上限と定められています。ただし、貸金業者からの借入の場合は、年20%が上限です。クレジットカードの延滞が長期に及ぶと、遅延損害金の加算によって雪だるま式に借金が増えていくため、なるべく早く対処する必要があります。

 

ブラックリストに登録される恐れがある

クレジットカードの支払いを繰り返し滞納すると、そのカード会社のブラックリストに登録される可能性があります。ブラックリストの存在は非公開のため、そもそもそのような仕組みがない会社もあるでしょう。

ブラックリストに登録されると、そのカード会社のクレジットカードは二度と利用できなくなる可能性があります。また、カード会社が銀行や消費者金融のグループ会社の場合、グループ間でブラックリストが共有され、関連会社からの融資やカード申し込みも審査に落ちることになります。

ただし、ブラックリストをグループ間で共有しているかどうかも非公開です。利用規約にその旨が記載されている場合があるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

 

一括返済を請求される

クレジットカードのキャッシングやショッピング枠の分割払い、リボ払いなどを滞納し続けると、カード会社から一括返済を請求されます。これは、「期限の利益」が喪失したことによるものです。

期限の利益とは、期限までに返済する代わりに分割払いやリボ払いを認める取り決めのことです。つまり、「滞納によって契約に違反したため、一括返済を請求する」とのことで、カード会社から一括返済を求める書類が送られてきます。

 

無視し続けると最終的に財産を差し押さえられる

一括請求に応じず無視した場合、訴訟を起こされる可能性があります。訴訟に対しても無視し続けた場合、裁判所の決定によって財産が差し押さえられます。一括請求をされた時点でカード会社に連絡し、分割での支払いや期限延長などを交渉しましょう。

 

まとめ

クレジットカードのショッピング枠は、一括払いであれば借金の扱いになりません。しかし、分割払いやリボ払い、キャッシング枠の利用などは借金とみなされます。ローンに新たに申し込む際は、なるべく一括払いを利用するのと、キャッシング枠はゼロにしておきましょう。

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この記事を書いた人

名前:加藤 良大(かとう・りょうた)
歴11年、実績24,000本の金融ライター。
住宅ローン、相続、債務整理、倒産手続きなど、お金に関する記事執筆において専門家からも高評価を得ている。大手保険会社や税理士事務所、会計士事務所、社会保険労務士事務所、地方銀行など、取引先は合計400社以上。